
▲トリイク梅田スポット(出所:EveryWill)
ロジスティクスEvery WiLL(エブリウィル、東京都新宿区)は14日、無人荷物受け取りサービス「トリイク」の新スポットを大阪・梅田と福岡・小倉に開設したと発表した。同社は国土交通省「多様な受取方法等の普及促進実証事業」にスタートアップ企業として唯一採択されており、今回の展開は九段下スポットに続く第2弾となる。
トリイクは、宅配荷物を自宅ではなく指定の無人スポットで受け取る仕組み。荷物受け取り時に楽天ポイントまたはAmazonギフト券が付与される。ユーザーは再配達の手間や置き配の不安から解放され、自分の都合で受け取り可能。荷物はトリイクスポットに一括配達されるため、配送の効率化とドライバーの負担軽減も見込まれる。
新たに開設された「梅田スポット」は阪急大阪梅田駅近接の商業施設内に立地し、平日10時から18時30分まで営業。「小倉スポット」は北九州市の北方駅徒歩1分の場所に位置し、24時間対応で駐車場も2台分確保している。
サービスは実証期間中に都内で数百人規模に利用され、事故・トラブルなしで終了。利用者からは「安心して受け取れる」「報酬付きで便利」といった声が寄せられたという。
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