調査・データ東日本高速道路(NEXCO東日本)は12日、降雪期の到来に合わせて、初冬期の高速道路における冬用タイヤ装着率を公表した。11月第1週(4-7日)に実施した調査によると、東北6県の平均装着率は38%にとどまり、多くの車がノーマルタイヤのまま走行している状況が明らかになった。
県別では、青森県56.3%、岩手県51.3%、秋田県52.2%、山形県47.4%などで比較的高い一方、宮城県33.3%、福島県27%と南部地域では3割前後にとどまった。東北地方ではすでに初雪が観測され、路面がシャーベット状となる区間も出ていることから、同支社は早めの冬用タイヤ交換を呼びかけている。
また同支社は、タイヤ交換作業に伴う脱輪事故への注意喚起も行った。ナットの緩みや空気圧不足は重大事故につながる恐れがあり、2023年12月には八戸自動車道で大型トラックのタイヤ脱落により作業員が死亡する事故も発生している。また、冬用タイヤの摩耗に関しては、溝の深さが5ミリ程度(新品の50%摩耗)に達したら交換を推奨している。
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