国際ダイムラートラック(ドイツ)は13日、水素燃料電池トラック「Mercedes-Benz GenH2 Truck」の顧客試験を第2段階へ拡大すると発表した。ホルンバッハ、レーバーロジスティク、テバ・ジャーマニー、レヌス、DHLサプライチェーンの5社が新たに試験に参加し、ドイツ国内の通常物流ルートで1年間運行する。
同社は5台の車両を医薬品の温度管理輸送から一般貨物の国際長距離輸送まで、多様な用途で実運用し、車両開発、販売、サービス体制の検証につなげる。初期試験では5台が計22万5000キロを走行し、水素消費量は100キロ当たり5.6-8.0キロ、車両重量は16-34トンとなった。

(出所:ダイムラートラック)
GenH2 Truckは総重量40トン、積載量25トンで、現行ディーゼル長距離トラックと同等の性能を備える。燃料電池システムは最大300キロワットを連続出力し、液体水素(sLH2)を使用することで航続距離と経済性の向上を図る。
同社は2026年末から小規模量産により同車を100台を製造し、顧客運用を開始する。ただし、水素ステーション整備は想定より遅れており、大規模導入は2030年代初頭となる。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。
















