サービス・商品プリファードロボティクス(東京都千代田区)は13日、幅260ミリの自律搬送ロボット「カチャカスリム」の提供を開始したと発表した。同ロボットは、最小通路幅450ミリで走行でき、従来機では難しかった狭小空間での物品搬送を自動化する。

▲自律搬送ロボット「カチャカスリム」(出所:プリファードロボティクス)
同ロボットの本体寸法は幅260ミリ×奥行き420ミリ×高さ760ミリで、最大15キロの物品を運搬できる。従来のシリーズが専用家具に潜り込んでけん引する方式だったのに対し、本体に家具を直接搭載する設計にしたことで通路幅の制約を解消した。
ノーコード設定に対応し、専門知識がなくても利用できるほか、タスクがない際には自動で充電器に帰還する。価格は導入しやすい低コストだ。
同社によると、医療・介護業界では人材不足が深刻化するなか、治療器具や書類の移動など「物理的な移動」が依然として負担となっている。同シリーズはこれまでクリニックなどで導入されてきたが、都市部ではさらに狭い通路の対応が求められていた。今回の新モデルはこうした現場の要望に応える。
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