拠点・施設沖電気工業は19日、ベトナム北部ハイフォン市のチャンズエ工業団地にある生産拠点「OKIベトナム」をリニューアルし、9月より新工場として本格稼働を開始したと発表した。これにより、ATMなどの自動機製品の生産能力を従来比で2倍に拡大し、グローバル市場への供給体制を強化する。
新工場は延床面積1万8410平方メートル、2階建てで、ATMを中心とした中・大量生産や共通ユニットの製造を集約。OKI富岡マニュファクチャリング(群馬県富岡市)はマザー工場として、新製品の立ち上げや生産移管、顧客ニーズに応じたカスタマイズにも対応し、グループ全体での柔軟かつ効率的な生産体制を構築している。
近年、世界的なキャッシュレス化の進展にもかかわらず、東南アジアやインドを中心に現金利用のニーズは依然高く、ATMの需要も増加している。OKIはこうした成長市場への対応を強化し、2031年の創立150周年を見据えた戦略的な生産拠点づくりと共通プラットフォーム化に取り組んでいる。今回の整備は、グローバルな顧客ニーズへの迅速な対応と安定供給に寄与するとしている。
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