財務・人事AIストーム(東京都千代田区)は19日、自社で展開する実物資産投資型の「トラックファンド」が1号から6号まで全て満額で募集を終え、累計40億円に達したと発表した。6号ファンドも現在の募集期間中に満額到達している。
トラックファンドは、中古商用車両を対象としたアセットマネジメント商品であり、物流業界での新車調達の長期化や2024年問題に伴う車両不足を背景に、継続的な需要を得ている。近年では中古トラックの価格上昇と需要の高止まりが続いており、資産価値の再評価も進んでいる。
ファンドの運用にはAI(人工知能)を活用した車両評価技術や運用データの分析手法を導入しており、これが投資家の信頼を支える要素となっている。号数を重ねるごとに新たな投資家層の参加も見られ、同社の運用ノウハウとデータ活用力が評価されている。
物流インフラの維持や車両確保が業界全体の課題となるなか、AIストームのトラックファンドは、安定供給と資産管理の両立に寄与する仕組みとして注目されている。今後はバスを含む対象範囲の拡張や、AI技術の高度化を進めることで、より柔軟で透明性の高い車両アセットマネジメントの構築を目指すとしている。
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