国内中日本高速道路(NEXCO中日本)は20日、名神高速道路・一宮インターチェンジ(IC)-一宮ジャンクション(JCT)間の下り線で進めてきた渋滞対策工事が完了し、22日4時から3車線運用を開始すると発表した。上り線は2024年9月に先行して3車線化しており、今回の開放により一宮JCT周辺の渋滞対策が全面的に整う。
同区間は1日8万台(24年実績)が通行する管内有数の渋滞ポイントで、年間1100回の渋滞が発生してきた。NEXCO中日本は車線幅と路肩幅を縮小して3車線を確保する工法を採用し、道路幅を変えずに改良を実施。上り線では導入後、渋滞発生回数が40%減り、最大渋滞長も30%短縮する効果が確認されており、下り線でも同様の改善が見込まれる。
3車線化により、一宮ICからの合流円滑化や東海北陸道方面からの通過時間短縮が期待される。一方で、通常より車線・路肩が狭くなるため、NEXCO中日本は安全運転の徹底と、緊急時に利用できる非常駐車帯(500メートル間隔)の活用を呼びかけている。
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