メディカルメディパルホールディングスの連結子会社である東七(長崎県佐世保市)は20日、そらいいな(五島市)が長崎県新上五島町青方郷地区で実施した、国内初となるエリア包括型のレベル4ドローン配送実証に協力したと発表した。有人地帯での目視外飛行による医療用医薬品配送を、エリア単位で許可・承認したのは今回が初めて。

▲青方郷の中継地点から離陸するドローンの様子(出所:メディパルホールディングス)
実証では、固定翼ドローンで青方郷の投下地点まで輸送し、その場でマルチコプター型機に積み替える“ハイブリッド方式”を採用。レベル4のエリア包括許可のもと市街地上空を飛行し、長崎県上五島病院の屋上へ医薬品を届けた。将来的な「軒先配送」を見据えた運用モデルとして検証が進められた。
東七は1906年創業の医薬品卸で、そらいいなとは2021年から五島列島での医薬品ドローン配送実証で連携。本実証では、配送条件に関する助言や医薬品提供を担当した。今回の取り組みは、内閣府の“絆”特区事業の一環で、ACSLや医薬品卸4社、長崎県・新上五島町などが参画している。
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