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TC-Netと三鷹市、使用済み衣料のリサイクル実証

2025年11月21日 (金)

(出所:テキスタイルサーキュラーネットワーク)

調査・データテキスタイルサーキュラーネットワーク(TC-Net、大阪府泉大津市)は21日、東京都三鷹市と連携し、使用済み衣料品を新たな繊維原料へ戻す「繊維to繊維」リサイクルの実証実験を開始したと発表した。

両社はことし7月から取り組みを進めており、その一環として11月16日に開催された「第13回ふじみまつり」で市民参加型のワンデー古着回収を初めて行った。

当日の古着回収では、持ち込み者88件、持ち込み重量218キロの衣料品が集まった。会場では専用の回収ボックスを設置し、市民が家庭から持参した衣類を次々と投入した。回収協力者にはアップサイクルコースターを配布し、市内の常設回収ボックスの案内チラシも手渡した。常設ボックスは三鷹市役所第二庁舎、リサイクル市民工房、消費者活動センターの3か所に設置している。

国内では年間78万トンの衣料品が廃棄されており、三鷹市でも家庭から排出される衣類の多くが可燃ごみに分類されている。TC-Netは自治体・企業・市民の連携モデル構築を目指しており、今回の取り組みは地域単位での繊維循環の実装に寄与する。

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