ロジスティクスSpace Tech Accelerator(STA、東京都荒川区)は20日、オランダの地理空間解析企業Space4Goodと、衛星データおよび地理空間AI(人工知能)を活用したサプライチェーン向けソリューションを展開すると発表した。19日にドイツ・ブレーメンで開催されたSpace Tech Expo Europeで調印式を実施した。

▲調印式の様子(出所:Space Tech Accelerator)
両社は、衛星地球観測データや地理空間分析、AIモニタリング技術を組み合わせ、東南アジアにおけるサプライチェーンの透明性や追跡性、リスク管理向上を目指す。対象地域は日本、インドネシア、マレーシア、タイで、パーム油やゴムなどの原料調達に伴うサステナビリティリスクへの対応を強化する。
主な取り組みは、森林リスク検知や小規模農家分析を含む共同パイロットプロジェクトの実施、Space4Goodの解析機能をプラットフォームへAPI統合する仕組みの構築、企業や政府、NGOとの連携強化、人材育成・知見共有による衛星データ活用支援など。
衛星データを活用したサプライチェーン管理は、森林減少や気候変動、人権リスクなどの課題を把握するのに有効だ。
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