M&Aアルフレッサホールディングスは25日、キッズウェル・バイオ、カイオム・バイオサイエンス、台湾のマイセナックス・バイオテック(MBI)の3社と、バイオ後続品(バイオシミラー)の原薬・製剤製造を行う合弁会社の設立契約を締結したと発表した。厚生労働省の「バイオ後続品国内製造施設整備支援事業」に採択されており、秋田市のアルフレッサファインケミカル敷地内に製造施設を建設する。
バイオシミラーは先行バイオ医薬品と同等の品質・有効性を持ちながら低価格で、医療費適正化と安定供給の両面で需要が高まる。政府も2029年度末までに主要成分の60%で使用率80%超を目標としており、国内製造体制の整備は急務となっている。
4社は製造に加え、新規バイオシミラーの共同開発やCDMO事業も展開する方針。アルフレッサグループの物流網と連携し、開発・製造・流通までのバリューチェーン構築を目指す。将来的には海外輸出や人材育成にも取り組み、国内バイオ医薬品産業の強化につなげる。
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