
(出所:フェデックス)
ロジスティクスフェデックス(米国)は25日、米国-東南アジア間の接続性を高めるため、アンカレッジ-シンガポール路線を強化すると発表した。
同路線は7月に開始され、週4回の777型機による直行便で、米国発貨物の輸送時間短縮と信頼性向上を図る。シンガポールは同社の東南アジア事業における南太平洋地域の中継拠点として位置づけられている。
米国-アジア間の取引量は高い水準にあり、FRED(Federal Reserve Economic Data)によると、アジアは2025年7月に米国から486億ドル(7兆2900億円)相当を輸入した。フェデックスは地域内の物流需要に対応するため航空ネットワークを拡充し、アンカレッジ拠点では2億ドルを投じて仕分け施設や駐機場の増設を進めている。
同社は4月にもシンガポール-アンカレッジ間の初の直行貨物便を週6回で開始しており、東南アジアと米国本土を結ぶ唯一の直行ネットワークを構築した。航空ネットワーク強化に加え、電子貿易文書や輸入管理ツールを活用した通関手続きの効率化も進めている。
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