ロジスティクスアビームコンサルティング(東京都中央区)は27日、三菱地所が推進する「基幹物流構想」で、次世代モビリティーと荷主・物流企業をつなぐDX(デジタルトランスフォーメーション)デザインの策定を支援すると発表した。自動運転トラックやダブル連結トラックの普及を見据え、物流業界が抱える人手不足や脱炭素要請に対応する社会課題解決型インフラの構築を目指すもので、国が描く幹線輸送の自動化シナリオとも軌を一にする。
基幹物流構想は、幹線輸送を高速道路上で完結させ、方面替えも可能な「基幹物流型ラウンド輸送」を実現する構想で、すでに関西(京都・城陽)と関東(横浜)で計画が進行中。三菱地所は21日、中京圏で3拠点目となる愛知県日進市「日進北部地区」の開発を正式発表した。インターチェンジ直結の専用動線や専用ランプウェイの整備を検討し、2030年代前半の稼働を見込む。敷地面積は10万平方メートル、延床面積は23万平方メートル規模を想定している。
3大都市圏を直結することで、次世代トラックの積載率向上や一般道走行の削減、CO2排出量の低減につなげる狙い。アビームは26年2月までにDX全体構想やシステム概要整理を完了させる予定で、物流現場の実務とITの双方にまたがる支援を行う。
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