M&AKICホールディングス(HD、東京都千代田区)は26日、米系大手ファンドと共同で6000万ユーロ(100億円)のエクイティ出資を受けるジョイントベンチャー(JV)契約を締結したと発表した。国内で拡大する冷凍食品の供給需要に対応するため、これまでの地域限定の投資方針を改め、全国で冷凍・冷蔵物流施設の開発・取得を進める。
JVは追加出資やデット調達を含め、今後3年間で総額450億円を投資し、新規開発とバリューアッド型の既存施設取得を組み合わせた事業展開を図る。第1号案件として埼玉県春日部市での冷凍冷蔵施設開発を予定し、その後、九州や横浜湾岸エリアでも開発用地・既存物件の取得を進める計画だ。
低温物流の需要は家庭内消費の定着や加工食品市場の成長を背景に増加しており、冷凍冷蔵施設の確保は荷主・3PLの共通課題となっている。KICはJVによる資金力と海外パートナーのネットワークを生かし、成長分野への投資を加速する構えだ。
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