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YKK AP埼玉工場新建屋が稼働、配送効率14%向上

2023年7月31日 (月)

拠点・施設YKK AP(東京都千代田区)は7月31日、埼玉県美里町に建設を進めていた埼玉工場が5月に完成し、この度操業を開始したと発表した。YKK AP埼玉工場は、ビル用アルミ建材商品の製造拠点で、2021年に隣接する用地を取得し、新たに工場建屋を増強することで、首都圏をはじめとする東日本エリアへの競争力を高めるビル事業の基幹工場として製造供給体制の再編を図る。

新建屋は敷地面積4万1920平方メートルに、延床面積2万3078平方メートル、2階建ての鉄骨造。集約生産・自動化工程の拡大・データ連動したラインづくりなどにより、製造コストを従来の25%削減し、荷物をパレットやコンテナなどのユニット単位で効率的に運ぶ仕組みやモーダルシフトの利用により配送効率を14%向上、発注から納品までのリードタイムを最大11日短縮するという。

設備面では、高断熱外皮や断熱性・換気性に優れた窓、高効率空調を採用することで、CO2排出量を30%削減し、1時間あたり1100キロワットの発電能力を持つ太陽光発電と再生可能エネルギー調達によりCO2排出実質ゼロを実現する。

▲YKK AP埼玉工場新建屋(出所:YKK AP)

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LOGISTICS TODAY編集部
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