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北京・天津・河北の税関協力が深化

2025年11月28日 (金)

国際中国物流購買連合会は26日、北京・天津・河北地域の税関当局が協力体制を強化し、地域の対外貿易拡大に寄与していると発表した。25日に開催された「2025北京・天津・河北税関協力発展」会議での報告によると、3地域は「3税関一体・3地域一局」の体制構築を進め、地域最適化に向けた新たなモデルや成長戦略の模索を続けている。

税関統計によると、ことし1-10月の北京・天津・河北地域総合保税区の輸出入総額は3976億元に達し、前年同期比7.7%増。そのうち、輸出は895億元(同20.3%増)、輸入は3081億元(4.5%増) となった。同期間の雄安総合保税区の輸出入額は396億元で、同地域の総合保税区の中で第4位に位置している。

雄安総合保税区では、区内のビジュアル監視プラットフォームが北京市の「デュアルハブ」空港電子貨物システムと接続され、大興空港・首都空港・雄安間の物流情報の相互連携を促進。企業はオンラインで空港割り当てを申請でき、物流プロセスのリアルタイム追跡も可能となる見込みだ。

さらに天津港では、雄安発貨物の海上輸送効率を高めるためのグリーンチャネルを設置。これにより、北京・天津・河北を結ぶ海・陸・空の統合型物流ネットワークが整備されつつある。

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