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ロジスティクスフィジカルインターネットセンター（JPIC）理事長で流通科学大学名誉教授の森隆行氏が、自身のYouTubeチャンネル「MoriLog-森隆行の物流羅針盤」の配信を開始した。初回は、本紙が配信する物流報道局とのコラボレーションで物流に関する多様なテーマを取り上げながら、業界の“いま”と“これから”をわかりやすく解説する。
初回配信のテーマは、物流業界を襲う労働力不足という現実だ。いわゆる24年問題-トラックドライバーの不足は24年時点で14万人に上る。27年には24万人、そして30年には全国平均で34％の貨物が運べなくなる。手をこまねいていれば、物流は文字通り止まる。
労働力不足という難題は、日本の専売特許ではない。欧州をはじめとする先進国も、同じ壁にぶつかっている。ドイツでは労働者の権利が手厚く守られ、百貨店すら日曜は店を閉める。働き方をめぐる文化の違いは、国境を越えた共通課題を浮き彫りにする。森氏はこうした国際比較も織り交ぜながら、問題の本質に迫った。
今後の配信では、外国人労働者の活用、資格要件などを掘り下げる予定だ。森氏は持続可能な物流体制の構築に向けた解決策を示す。海運から陸運、倉庫まで歩いた森氏の目が、物流業界に新たな視座をもたらす。
https://youtu.be/mCidE7Lh1Bw?si=WpPA6rb1QQKGPgTC
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