拠点・施設ハパックロイド(ドイツ)は11月25日、中東地域での事業強化の一環として、オマーンの首都マスカットに新たなオフィスを開設したと発表した。

(出所:ハパグロイド)
新オフィスの開設は、湾岸地域における同社のサービス体制を拡充し、現地顧客への対応力を高める戦略の一環。オマーンの港湾は2024年に400万TEU超を取り扱っており、地域物流の要所として注目されている。同社はすでにソハール港を経由した週次サービスを提供しており、サラーラ港もネットワークの主要積み替え拠点として機能している。
オマーンは、人口557万人。国家ビジョン2040に基づく経済多様化政策が進行しており、25年の実質GDP成長率は2.3-3.1%と予測されている。石油・ガス以外に、物流、製造、観光、再生可能エネルギーなど非石油セクターの成長が加速している。
ハパックロイドは世界140か国に1万4000人の従業員を擁し、305隻のコンテナ船を保有。年間380万TEUの輸送能力を有し、130の定期船サービスで世界600か所以上の港を結んでいる。今回のマスカット拠点設置により、同社は湾岸地域における貿易拠点としてのオマーンの機能強化に寄与する構えだ。
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