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米国で商用運転免許訓練3000校を抹消、ト協は支持

2025年12月2日 (火)

ロジスティクス米国連邦自動車運送安全局(FMCSA)は1日、商業運転免許(CDL)取得者向けトレーニング制度の不正是正に向け、3000の訓練提供者を「トレーニングプロバイダー登録簿」(TPR)から削除し、さらに4000事業者に不適合の可能性を通知した。基準を満たさない訓練校(CDLミル)を排除し、安全性向上を図る措置。

全米トラック協会(ATA)は、訓練品質の確保を求めてきた立場からFMCSAの判断を支持した。ATAのクリス・スピアCEOは「36トンの車両を操る技能は“週末の趣味”ではない。基準や責任を欠く訓練校に明確な警告が示された」とコメントした。

FMCSAは同時に、運行記録装置(ELD)の審査プロセスを全面的に見直し、不適合機器を登録簿から排除する方針も示した。ATAは、非準拠ELDの利用が安全性と競争環境を損ねてきたと指摘しており、今回の取り組みを「高速道路の安全と公正な競争に向けた重要な一歩」と評価している。

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