ロジスティクス関東地方整備局と気象庁は2日、3日夜から4日にかけて長野県と関東地方北部の山地を中心に大雪となる恐れがあるとして、広範囲に注意喚起を発表した。上空にはこの時期として強い寒気が流れ込み、気象条件次第では警報級の降雪となる可能性もある。降雪が予想される地域へ移動する際は、最新の気象情報や道路情報を確認し、冬用タイヤの早期装着とチェーン携行を求めている。
初冬の降雪期は交通事故が増える傾向が強く、国交省は特に大型車の冬道走行に向け、速度抑制や車間距離の確保、タイヤの増し締めなど基本的な対策の徹底を呼びかけている。
こうしたなか、北陸信越運輸局は1日、大型車の車輪脱落事故が11月に3件連続で発生したとして、事業者向けに緊急注意喚起文を発出した。いずれも新潟県内で冬用タイヤ交換後2-3日以内に発生したもので、脱落箇所はすべて左側後輪(後前輪または後後輪)に集中。同局によると、事故車両はいずれも自社でタイヤ交換を実施していた。
冬用タイヤへの交換後1か月以内は車輪脱落事故が多発する傾向にあり、国交省は毎年10月-翌2月にかけて「車輪脱落事故防止キャンペーン」を展開している。今回の連続事故を受けて同局は、「トルクレンチを使用した適正作業はもちろん、ホイールナットの錆・泥・ごみの確実な除去が必要」と指摘。さらに、交換直後の運行前点検と一定距離走行後の増し締めを必ず実施するよう、各県トラック協会を通じて傘下事業者へ徹底を促している。
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