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ジェイドG、ロイヤルの物流機能取り込み再建支援

2025年12月2日 (火)

M&Aジェイドグループは1日、民事再生手続き中のシューズ卸ロイヤル(名古屋市中区)の事業譲受に向け、新設分割で設立された2社の株式取得を完了したと発表した。対象は商品販売を担う「ロイヤル」と、物流子会社「ロイヤルロジスティクス」で、いずれも議決権100%を取得し子会社化した。

ロイヤルはシューズや衣料品、日用品の輸入販売に加え、3PLや倉庫賃貸も展開してきたが、円安による仕入れコスト増や積極投資に伴う借入金負担が経営を圧迫。2025年5月に民事再生法の適用を申請した。ジェイドグループは支援要請を受け、仕入れルートと販売網の取得によるシナジーが見込めるとして、スポンサー参画を決めた。

今回設立されたロイヤルロジスティクスは、名古屋市内で物流請負業と倉庫賃貸業を担う。ジェイドグループは自社EC(電子商取引)プラットフォームとの連携を通じ、物流機能の再編と立て直しを図る方針だ。譲受資産は現預金・在庫に加え、両社合計で固定資産734万円相当(譲受簿価)を引き継ぎ、負債は計376万円を承継する見込み。

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