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カチャカEvo、導入しやすさ継承し搬送領域拡大

2025年12月3日 (水)

サービス・商品Preferred Robotics(プリファード・ロボティクス、名古屋市昭和区)は3日、自律搬送ロボットの新モデル「KachakaEvo」(カチャカEvo)を、6日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されている「2025国際ロボット展」で初披露した。

カチャカEvoは100キロまでの荷物搬送に対応し、これまでの主力機種「カチャカプロ」では対応できなかった重量物搬送が可能となった。既存の台車や棚をそのまま使用可能な昇降式構造を備え、工場、物流倉庫、医療施設、オフィスなど多様な業界での省人化と効率化を狙う。これまで小型・低価格かつ狭い通路でも使用可能なロボットとして、クリニックや飲食店、オフィス、工場などで利用されているエントリーモデルとしてのカチャカプロに加え、カチャカEvoでは物流だけではなく、ニーズの高まる製造現場への導入拡大も視野に入れるという。

同社担当者は新型ロボット開発の狙いを「従来の導入しやすさを追求したカチャカプロで実現した小型、簡単のコンセプトを踏襲しつつ、より多様な場面で活用の裾野を広げる」ものと語る。家庭内搬送ロボから発展したシリーズの特長そのままに、「外部のシステム業者を介さず、アプリを通じてPC・スマートフォンだけで簡単に設定でき、初期導入も運用の変更も簡単に行えるユーザビリティーが強み。新たな什器や磁気テープなどの誘導設備も不要で、既存設備でもスムーズに導入、柔軟な運用を実現してもらいたい」と同社担当者は解説。国内開発・生産のAI(人工知能)ロボットとしての安心、充実したサポート体制も強みと語った。

▲カチャカEvo

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