行政・団体ダイハツ工業(大阪府池田市)は4日、手動式スライドドアの不具合が判明したとして、「ハイゼット」「アトレー」など計23万4750台(14型式・6車種)のリコールを国土交通省に届け出た。リコール開始日は5日。
対象車では、スライドドアのドアストッパーの設計検討が不十分だったため、ドアを強く開くとストッパーが変形することがある。そのまま使用を続けると変形が進み、最悪の場合、スライドドアがストッパーを越えて引っ掛かり、閉められなくなるおそれがあるという。不具合件数は12件で、事故は確認されていない。
改善措置では、全車両のドアストッパーを点検し、ストッパーゴムを対策品に交換。変形が認められた場合は修正を行う。使用者にはダイレクトメールなどで通知し、自動車特定整備事業者には機関誌掲載などで周知する。
リコール対象にはダイハツ車のほか、OEM供給先のトヨタ「ピクシスバン」、スバル「サンバー」が含まれる。
■改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001970161.pdf
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