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EC向けITサービスブランド開発、サインポスト

2025年12月8日 (月)

サービス・商品ITコンサルティングなどを手がけるサインポスト(東京都中央区)は5日、EC(電子商取引)事業者の課題を解決し、売上高を伸ばすITサービスのブランド「Global GO!」をスタートさせたと発表した。第1弾として、既存の受注管理システム(OMS)や倉庫管理システム(WMS)と柔軟に連携が可能な出荷業務DXツール「Global GO! Smooth EC」と、伴走型コンサルティング「Global GO! Compass」の提供を開始した。

Global GO!は、あらゆる規模、成長ステージのEC事業者に寄り添い、成長を加速させることを目的としている。煩雑な業務を工程ごとに分解・可視化し、ボトルネックを段階的に解消することで、生産性を向上させるとともに強固な事業基盤を構築。EC事業者のグローバル成長を促すパートナーとして伴走支援していく。

すでに提供を開始したSmooth ECは出荷業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)ツールで、主要ECモールやOMS、WMSからの受注データを連携し、バーコードによる検品を可能にする。実証実験では20万件の検品作業でミスがゼロだった。ハンディースキャナーで、バーコードを読み取るだけで検品が終了し、送り状も即時発行されるためヒューマンエラーを防ぎ、新人でも熟練者と同等の精度で作業が可能になる。料金は月額1万4000円(税別)から。

また、Compassは、課題分析から戦略設計、Smooth ECの導入・運用定着、効果最大化までを支援。テクノロジーと現場改善の両輪で作業の効率化などを進める。

同社は今後、受注・仕入れ・在庫管理など前工程の機能も順次拡充し、AI(人工知能)活用も視野に入れて、Global GO!をEC業務全体をカバーする総合サービスへと成長させていく。「日本のEC事業者が国内から世界へシームレスに挑戦できる統合的なビジネスプラットフォームの実現を目指す」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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