国際ボルボ・トラック(スウェーデン)は9日、中型電動トラック「ボルボFL エレクトリック」に新たなバッテリー構成を採用した14トンのエントリーモデルを追加すると発表した。生産開始は2026年後半を予定。都市部での輸送用途に最適化されており、コンパクトな車体と静粛性の高い電動ドライブラインにより、狭い市街地でのドアツードア配送に適したモデルとして展開する。

(出所:ボルボ・トラック)
今回の14トンモデルでは、新しいバッテリー形状と配置により、架装作業を妨げない設計を採用。車幅は最大2.4メートルまで縮小でき、機敏性が向上した。ホイールベースや車軸構成、バッテリー構成も複数から選択可能で、利用者のニーズに合わせたカスタマイズができる。
新バッテリーは14トンのFLに加え、16トン・18トンのFLや最大総重量26トンのFEエレクトリックにも搭載可能。ボルボは現在、計8種類の電気トラックを生産し、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア、豪州などの世界の市場で5000台以上を販売している。
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