ボルボEVトラックに新バッテリー、航続450キロ

▲ボルボ中型トラック（出所：ボルボ）

国際ボルボ・トラック（スウェーデン）は20日、同社の中型電気トラック用に新型バッテリーを導入し、航続距離が延長したことを公表した。

同社の電気トラック「ボルボFL」および「ボルボFEエレクトリック」への導入される新しいバッテリーは、エネルギー容量が42パーセント増加し、1回の充電で最大450キロの総航続距離を実現。再充電の必要としない都市部移動の効率を大きく向上させると同時に、排出ガスや騒音の削減にも貢献する。
また、短い航続距離での使用の場合は、搭載バッテリー数を減らし、その分貨物積載量を増やすことも可能だという。

同社では、2019年に完全電気トラックの生産を開始して以来、世界40カ国で約5000台の電気トラックを販売しており、2030年までに全世界のトラック販売台数の半分を電動化することを目標に掲げている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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