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MODEとベイシス、現場保守・点検DXで業務提携

2025年12月12日 (金)

サービス・商品作業現場向けのシステム開発などを手がけるシリコンバレー発のスタートアップMODE(日本支店・東京都千代田区)と、現場作業DX(デジタルトランスフォーメーション)クラウドサービスを手がけるベイシス(港区)は12日、「ソリューションパートナー」として業務提携契約を結んだと発表した。両社のシステムやサービスを連携させ、現場の保守・点検業務の自動化やコスト削減などを支援する。

MODEは、建設や製造、物流、インフラなどの業界向けのデータ統合システム「BizStack」(ビズスタック)を運用し、現場でのDXをサポートしている。

BizStackは現場などに設置されたセンサーやカメラからのIoT(モノのインターネット)データや、既存の業務システム、SaaSなどから取得した情報をリアルタイムに収集、解析できる。これによって、現場のリアルタイムデータや既存システムのデータを一元的に統合し、AI(人工知能)による直感的な操作で業務効率化や安全性向上を図る。

一方、ベイシスは全国規模のパートナーネットワークを生かし、スマートメーターや通信インフラの設置、保守などを多数手がけてきた。

同社が運用するクラウド施工管理SaaS「BLAS」は、現場での記録作業やデータ確認、管理業務など、これまでアナログで行われていた業務をシステム化し、省人化と業務の生産性向上を実現する。

今回の提携によって、BizStackとBLASを連携させるほか、センサーやゲートウェイ、カメラなどの現地設置や設定、保守をベイシスが担い、リアルタイムデータを用いたAIによる点検・業務支援まで一貫して提供可能な体制を構築する。

今後、両社は一部顧客に対するパイロット案件(PoC)から商用展開へと段階的に移行し、共同提案パッケージの開発や販路拡大を進めていく。また、BLASとBizStackの技術的な連携をさらに深めていく。

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LOGISTICS TODAY編集部
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