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認証・表彰日本郵船は12日、ダイバーシティ&インクルージョン（D&I）に取り組む企業を表彰・認定する「D&Iアワード2025」で、最上位となる「ベストワークプレイス」に3年連続で認定されたと発表した。
同アワードは、JobRainbow（ジョブレインボー、東京都千代田区）が21年度から実施している日本最大級のD&I評価制度で、ジェンダー、LGBTQ+、障がい、多文化共生、育児・介護の5分野、計100項目からなるダイバーシティスコアに基づき、企業の取り組みを4段階で評価する。同社はすべての分野で高い評価を獲得し、特に多文化共生とLGBTQ+の領域では前年からスコアを伸ばした。
同社グループは、従業員3万5000人のうち8割を海外人材が占める多様性に富んだ組織だ。23年度からは同社グループの共通ビジョン「CX Story」を展開し、国籍や性別、価値観の違いを尊重し合い、誰もが自分らしく活躍できる職場づくりに向けた各種施策を進めてきた。
さらに24年度には、グループとしてのD&Iに対する姿勢を明確にした「D&I Promise」を策定。トップマネジメントによるビデオメッセージを全グループ会社で共有するとともに、海外グループ会社を中心としたワークショップや、国内拠点でのeラーニングを通じて、日常業務への浸透を図っている。
同社は今後も、多様性を尊重する企業文化の発展を目指し、社員一人一人が能力を最大限に発揮できる環境づくりを推進するとともに、D&Iの取り組みを通じて社会の持続的な発展に寄与していく方針としている。
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