サービス・商品SGホールディングスは18日、同社グループでIT統括事業を担うSGシステム(京都市南区)が、FAプロダクツ(東京都港区)との協業により、シーメンス(ドイツ)の3Dシミュレーター「Plant Simulation」(プラントシミュレーション)を活用した物流コンサルティングサービスの提供を開始したと発表した。
同サービスでは、倉庫内の作業者やマテリアル・ハンドリング設備(マテハン)の動きを仮想空間上で再現するデジタルツイン技術を活用。従来のExcel(エクセル)では困難だった倉庫全体の精緻なシミュレーションを可能にし、入荷から出荷までの工程を俯瞰して複数の運用パターンを比較検討できる。さらに、リソースやコストを可視化することで、倉庫の省人化・自動化に向けた定量的な改善提案を行う。

▲作業者とマテハンの動きを再現し可視化(出所:SGホールディングス)
今後、AI(人工知能)や進化的アルゴリズムを活用して最適解の自動算出を検証するほか、同社が開発中の倉庫運用管理システム(WES)との連携により、シミュレーション結果を実運用に反映できる仕組みの構築を目指すとしている。
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