中国ハイロボティクス、仏物流技術開発企業と提携

▲ハイピックロボット（出所：ハイロボティクス）

国際倉庫ロジスティクス向け自律型ケースハンドリングロボティクス（ACR）システム開発のHAI ROBOTICS（ハイロボティクス、中国）は、フランスを拠点とする物流関連技術開発のSavoye（サヴォア）と提携すると発表した。ハイロボティクスは、サヴォアが有する最先端倉庫技術の欧州内外における提供体制を強化するとともに、双方の独自の優位性を生かして海外進出を加速する。

ハイロボティクスは2015年、最初のACRシステムであるHAIPICK（ハイピック）を発売し、顧客から絶大な称賛を受けた。ハイピックロボットは個別の荷物を運ぶとともに、1つの動きで多様なケースをピッカーやコンベヤーに運ぶ能力によって、同種のモバイルロボットの中で突出した存在だ。

自律的オーダーピッキング・ロボットを使用して高い保管棚にある荷物やカートンを選別して配置し、最大8つの商品棚をgoods-to-person（GTP）ピッキングステーションに連続して搬送できる。