国内中部地方整備局は24日、三遠南信自動車道のうち、佐久間道路・三遠道路の東栄インターチェンジ(IC)から鳳来峡ICまでの区間(延長7.1キロ)を、2026年3月14日に開通すると発表した。今回の開通により、三遠南信自動車道・佐久間道路・三遠道路(延長27.9キロ)は全線開通となる。
三遠南信自動車道は、長野県飯田市を起点に浜松市に至る延長100キロの高規格道路(一般国道の自動車専用道路)で、新東名高速道路と中央自動車道を結ぶ広域道路ネットワークを形成する。災害に強い道路機能の確保や地域活性化、救急医療活動の支援などを目的に整備が進められてきた。
佐久間道路・三遠道路は1993年度に事業化され、これまでに延長20.8キロが2車線で開通していたが、今回の区間開通により、計画されていた全区間が供用開始となる。
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