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ゲンマ、西アフリカ鉱物輸出に洋上積替設備

2026年7月6日 (月)

(出所:ゲンマ)

国際海洋荷役設備を手がけるゲンマ(中国)は3日、西アフリカの鉱物輸出向けに導入する浮体式洋上積み替えシステムの試運転を完了したと発表した。大型鉱石船が浅水港に接岸できない地域で、小型はしけから沖合の大型船へ鉱石を積み替える用途を想定する。

ギニア・ボッファでは、30万トン級の鉱石運搬船が港に入れないため、はしけが埠頭で鉱物を積み、深い海域で大型船に移す方式が必要となる。今回のシステムは、デッキクレーン2基、大型ホッパー2基、ベルトコンベア1基、船舶積込機1基で構成する。クレーンではしけから鉱石をつかみ、ホッパー、コンベヤー、積込機を経由して大型船の船倉へ積み込む。

同社は、クレーンに無段階速度制御を採用し、重量物の扱いでも加減速を安定させたとしている。海上での腐食対策として主要部品を密閉し、多層の防食コーティングも施した。伸縮式シュートと起伏式ブームにより、波や潮流で2隻の位置関係が変化する環境でも荷役を続けやすくする。

メンテナンス面では、油圧ユニットを内蔵し、配管や漏れの発生箇所を抑えた。ゲンマはモロッコ・タンジェとケニア・モンバサにサービスセンターと部品倉庫を設けており、ギニア・ボッファにも倉庫を開設する予定だ。

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