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大日本塗料が滋賀拠点に物流集約、保管能力2割増

2026年1月13日 (火)

▲自動ラックを導入した新設倉庫(出所:大日本塗料)

拠点・施設大日本塗料は13日、滋賀県湖南市に新たな物流拠点を整備し、関西エリアで分散していた物流機能を集約したと発表した。製造子会社の日東三和塗料(滋賀県湖南市)の敷地内に新設し、1月から稼働を開始した。拠点間輸送の削減や作業動線の整理を通じ、安定供給と将来を見据えた持続可能な物流体制の構築を進める。

▲自動ラックを導入した新設倉庫(出所:大日本塗料)

従来、物流子会社ニットサービス(大阪府堺市美原区)の阪南サービスセンターでは、製造拠点と分離した立地による横持ち輸送に加え、施設の老朽化や外部倉庫の賃借など、物流運営上の非効率が課題となっていた。こうした状況を踏まえ、大日本塗料は中期経営計画に掲げる全社最適化の方針のもと、物流拠点の再編を決断。新拠点は主要幹線道路へのアクセス性にも優れ、輸送効率の向上が見込まれる。

新拠点では、危険物倉庫と一般倉庫をそれぞれ2棟整備し、うち各1棟に高層自動ラック倉庫を導入した。天井空間を活用した立体保管により、保管容量は従来比で20%拡大する見込みだ。入出庫や在庫管理にはハンディーターミナルを活用し、作業の標準化と省人化、ヒューマンエラーの抑制を図る。一般倉庫と定温倉庫を同一拠点内に配置することで、商品特性に応じた一元管理やまとめ配送にも対応する。

▲高層自動ラック(出所:大日本塗料)

また、積み降ろし作業の効率化に加え、トラックの待機場所や休憩施設を整備し、運送事業者の負担軽減にも配慮した。2024年問題を背景とした人手不足への対応として、安定運用を支える環境づくりを進める。

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