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中国塗料、船舶用需要増で中国企業を子会社化

2026年2月26日 (木)

M&A中国塗料は26日、中国における新たな生産拠点の確保を目的に、連結子会社を通じて大日本塗料の中国子会社を子会社化すると発表した。主力の船舶用塗料の需要拡大を背景に、中国市場での生産能力増強と供給安定化を急ぐ。

同社は、連結子会社のCHUGOKU MARINE PAINTS(HONG KONG)を通じ、中国塗料の新たな連結子会社として、大日本塗料の中国子会社である迪恩特塗料(浙江)(DNT浙江)の全持分を取得。取得後、DNT浙江は中国塗料の特定子会社となる見込みだ。

中国塗料は現在、中国では上海市と広東省仏山市の2拠点で塗料を生産している。近年は船舶用塗料の販売増加により工場稼働率が高水準で推移しており、今後も需要拡大が見込まれることから、生産能力の増強策を検討してきた。DNT浙江は上海市に隣接する浙江省平湖市に位置し、2万2000平方メートルの敷地に2021年完成の最新鋭工場を有する。新設投資に比べ、短期間かつ抑制した投資額で能力増強が可能になる点を評価した。

DNT浙江は塗料の製造・販売を手がけ、資本金は1500万ドル。近年は損失を計上しているが、中国塗料はグループ化後の27年3月期に黒字化を見込む。

船舶向け塗料は国際物流の回復や新造船需要とも連動する分野であり、中国塗料は中国内製比率の引き上げにより、アジア向け供給体制の強化を進める。

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