M&Aニッスイは16日、チリのグループ会社サルモネス・アンタルティカ(SA)を通じ、同国の養殖会社ペスケラ・ヤドラン(PY)の全株式を取得し、完全子会社化したと発表した。既存の増産計画と合わせ、2030年までに南米におけるサーモン養殖事業を現在の2.5倍にあたる年間8万トン超へ拡大する方針だ。

▲ペスケラ・ヤドラン社のアトランティックサーモン(出所:ニッスイ)
世界的に水産物需要が拡大するなか、サーモンは健康志向や持続可能性の観点から需要増が続く。一方、生産国では環境規制やライセンス制限が強まり、供給制約が構造的に拡大するとの見方もある。ニッスイは、養殖事業を高収益が見込める成長分野と位置づけ、海外展開を加速してきた。
PYの取り込みにより、SAが手がけるトラウト、ギンザケに加え、アトランティックサーモンを含む3魚種体制が整う。漁場配置の最適化や飼料・種苗の内製化を進めることで、養殖コストの低減と生産性向上を図る。さらに、生鮮・冷凍加工機能や北米・中国などへの販売網を組み合わせ、付加価値商品の拡充と海外市場への供給力強化を狙う。

▲ペスケラ・ヤドラン社の加工場(出所:ニッスイ)
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