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ニッスイ、陸前高田市でサーモン養殖

2025年11月4日 (火)

フードニッスイは10月31日、岩手県陸前高田市でサーモン養殖事業を本格展開すると発表した。同市内にサーモン種苗生産施設「ニッスイ 気仙川養魚場」を新設し、広田湾漁業協同組合(岩手県陸前高田市)と連携して養殖事業を推進する。

▲気仙川第3孵化場の全景(出所:ニッスイ)

同施設は、同漁協が保有する「気仙川第3孵化場」の一部を改修して整備された。既存のさけ・ますのふ化設備を活用し、豊富な地下水を利用することで、水温や水量変動に強い仕組みを実現している。大型水槽10基を備え、シロザケふ化放流事業の休止期間(5-11月)を活用してサーモン種苗を生産する。生産された種苗は、同市の海面漁場に供給する。

陸前高田での試験養殖は23年に開始され、飼育管理や品質安定化の結果、安定出荷が可能な体制が整った。ことし11月1日から、グループ会社の弓ヶ浜水産(鳥取県境港市)が事業運営を担っている。

同社グループは30年までにサーモン年間1万トンの生産体制を目指しており、国内での持続可能な養殖事業を推進する。

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