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出版流通でデジタル印刷推進、電流協と取協

2026年1月21日 (水)

荷主電子出版制作・流通協議会(電流協)は21日、日本出版取次協会(取協)と共同で、出版業界におけるデジタル印刷活用を推進する共同宣言を発表した。返品率の高さや在庫過多といった出版流通の構造的課題を是正し、必要なときに必要な本を届ける体制の構築を目指す。

(出所:電子出版制作・流通協議会)

今回の共同プロジェクトでは、小ロット短納期に対応可能なデジタル印刷(デジタルショートラン:DSR)を用いた新たな流通モデルの普及に取り組む。すでに10社以上の出版社がDSRを導入しており、印刷単価は高いが、在庫管理・廃棄・輸送を含めた全体コストの削減が可能としている。

DSR推進により、在庫リスクの低減、品切れ解消、書店注文への即応体制など流通効率の向上が期待される。両団体は今後、標準仕様やガイドラインの策定も進める方針だ。

出版業界では、従来の大量生産・委託販売制により返品率が35%に達し、年間130億円規模の販売機会損失が発生しているとされる。今回の取り組みは、出版サプライチェーンの再設計と、業界の持続性を支える一つの選択肢となりそうだ。

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