
(出所:DPワールド)
調査・データ港湾・物流大手DPワールド(UAE)は21日、年次レポート「グローバル・トレード・オブザーバトリー(GTO)年次見通し2026」を公表した。関税引き上げやコスト増、政策不確実性が続くなかでも、調査に回答した貿易・物流分野の経営幹部の94%が、26年の貿易成長は25年と同水準、もしくはそれ以上になると見込んでいる。
調査は19か国・8業界のサプライチェーンと物流分野の上級幹部3500人を対象に実施。54%が「成長は加速する」と回答し、40%が「同水準」と答えた。一方で、53%が政策不確実性は「高い」と認識し、90%が貿易障壁は上昇または横ばいになると予測している。事業への影響については「マイナス」としたのは25%にとどまり、現場レベルでは耐性を前提とした見方が広がっている。
地域別では、成長余地が大きい市場として欧州(22%)と中国(17%)が上位に挙がり、アジア太平洋(14%)、北米(13%)が続いた。企業の対応としては、サプライヤー分散(51%)や在庫積み増し(44%)、フレンドショアリング(36%)など、レジリエンスを重視した戦略が進む。通関手続きは依然として最大のボトルネックとされ、倉庫や物流ハブ、国境インフラへの投資が優先課題と位置付けられている。
DPワールドは、こうした不確実性下でも貿易の流れを維持するため、インフラやパートナーシップへの投資が重要になると指摘している。
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