調査・データ厚生労働省は26日、常用労働者1-4人の事業所を対象とする「毎月勤労統計調査特別調査」(2025年)の概況を公表した。物流を含む16産業を対象に、25年6月末-7月末の1か月(賞与等は24年8月-25年7月の1年間)の賃金、労働時間、雇用の実態をまとめた。
7月の「きまって支給する現金給与額」(月例賃金、調査産業計)は21万5585円で、前年比3.1%増。男女別では男29万551円(同2.9%増)、女16万2690円(3.8%増)だった。主要産業では建設業が28万5897円で最も高く、製造業23万5228円、卸売・小売21万9347円、医療・福祉20万2069円などが続いた。企業規模5人以上の月例賃金(参考値)と比べると、1-4人は調査産業計で74.4%にとどまり、小規模ほど賃金水準が低い構図も示した。
賞与など「特別に支払われた現金給与額」(過去1年、勤続1年以上)は31万784円で13.7%増。通常日1日の実労働時間は6.8時間で前年差0.1時間減、出勤日数は19.3日で前年差0.1日増と、賃金上昇に対し労働投入は大きく動いていない。雇用面では女性比率が58.6%(前年差0.2ポイント増)、短時間労働者(1日6時間以下)の割合は31.4%で前年と同水準だった。
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