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東邦HD、再生医療薬の流通体制強化へ資本提携

2026年1月27日 (火)

メディカル東邦ホールディングス(HD)は27日、鹿児島大学発のバイオベンチャーであるサーブ・バイオファーマ(鹿児島市)と資本業務提携を締結したと発表した。再生医療等製品を中心としたスペシャリティー医薬品の取り扱い拡大と、治験段階からの物流支援体制構築を狙う。

サーブ・バイオファーマは、がん細胞のみで増殖・破壊する腫瘍溶解性ウイルス「Surv.m-CRA」シリーズの研究開発を手がける。正常細胞への影響を抑えつつ、がん幹細胞にも効果が期待される新規治療薬として臨床応用を目指している。

東邦HDは中期経営計画で再生医療製品を含む高付加価値領域への対応強化を掲げており、今回の出資を通じて研究開発支援に加え、将来的な製品流通や治験物流を全面的に担う方針だ。高度な温度管理やトレーサビリティーが求められる再生医療分野において、早期から物流ノウハウを蓄積し、安定供給体制の構築を進める。

医薬品流通を担う卸が研究開発段階から関与する動きは広がりつつあり、革新的医薬品の市場投入を見据えたサプライチェーン構築が競争力の鍵となる。東邦HDは提携を通じ、次世代医療分野での流通基盤強化を加速させる構えだ。

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