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三井不動産柏の葉施設に、セラレス再生医療薬拠点

2025年5月30日 (金)

メディカル三井不動産は5月30日、セラレス・ジャパン(東京都港区)と、セラレス本社および再生医療等製品のアジア開発・製造拠点を、千葉県柏市、柏の葉スマートシティで建設中の三井リンクラボ柏の葉2に開設すると発表した。

▲三井リンクラボ柏の葉2 外観イメージ(出所:三井不動産)

新しい開発拠点には最先端の設備が導入され、一例として、細胞治療薬の製造においては製造と品質管理の両方を自動化する独自の装置「Cell Shuttle」と「Cell Q」を導入し、従来の工場と同じ規模・人員で10倍の生産を可能にする。また、細胞治療薬の開発スピードが上がり、大量生産やコスト削減も実現できるため、より多くの患者に治療を提供できるようになる。

昨今の再生医療製品では、再生医療の一環でがんなどの難病の治療に高い効果を発揮する一方、生産や輸送に困難が伴い、米欧で承認されている薬が日本で開発されないドラッグロスや、海外で承認されている薬が国内で承認されるまでの時間差、ドラッグラグが課題となっている。同拠点の開設により、セラレスはアジア・米国・ヨーロッパの3拠点でグローバル製造網を整備し、ドラッグロス、ドラッグラグといった課題解決を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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