拠点・施設日本GLP(東京都中央区)は20日、大阪市東住吉区で延床面積3万1000平方メートルの倉庫「GLP大阪III」が着工したと発表した。2026年1月末の完成を予定している。この施設はGLP大阪市東住吉区まちづくりプロジェクトの1棟目で、マルカミ物流(大阪府大東市)が専用施設として一棟全体を利用する。
同施設は、近畿自動車道・松原ジャンクション(JCT)や阪神高速・南港中インターチェンジ(IC)など、関西圏主要ICまで20-30分圏内に位置し、大阪市内や和歌山・奈良方面への配送拠点として適している。さらに、近鉄南大阪線・矢田駅から徒歩10分、大阪シティバス・矢田行基大橋バス停から徒歩1分と、通勤利便性にも優れ、周辺住宅地からの雇用確保も見込まれる。
施設は地上4階建てで、荷物用エレベーター2基と垂直搬送機6基を備える。床荷重は1平方メートル当たり1.5トン、有効天井高は5.5メートルと、重量物など多様な荷物の取り扱いに対応する。
施設内にはLED照明や人感センサー付き照明設備を導入し、再生可能エネルギーの活用を推進。リサイクル建材を使用するなど、環境負荷低減にも取り組む。また、防災面では浸水対策として受変電設備を高所に配置する計画を実施。CASBEE認証、ZEB Ready認証、BELS 5Star認証の取得を予定している。
敷地面積:1万4300平方メートル
延床面積:3万1000平方メートル
構造:地上4階建て、耐震鉄骨造
着工:24年10月
完成:26年1月末(予定)
認証取得: CASBEE認証、ZEB Ready認証、BELS 5Star認証(予定)
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