ロジスティクス飯野海運は19日、LPG二元燃料主機関を搭載した耐氷型VLGC(大型LPG・アンモニア運搬船)「LUMI AURORA」が、韓国のハンファオーシャン玉浦工場で完成したと発表した。同社にとって3隻目のLPG二元燃料船で、従来の重油専焼船に比べてCO2排出量の削減が可能という。

(出所:飯野海運)
同船は貨物積載容量9万3000立方メートル、総トン数5万4068トン、全長229.90メートル、全幅36.60メートル。LPGに加え、アンモニアも積載できる仕様とした。船籍はリベリア。
また、フィンランド・スウェーデンの耐氷規則に基づく「Ice Class IB」を取得しており、砕氷船の支援を受けることで冬季バルト海の海氷域を航行できる。同社によると、この耐氷性能を備えたVLGCは世界で唯一としている。
飯野海運は中期経営計画で2050年ネットゼロを掲げ、次世代燃料船への投資を進めている。LPGや液化ガス輸送では国内外の荷主との中長期契約を基盤としており、次世代燃料船への投資を通じ、液化ガス輸送の環境負荷低減を進める。
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