環境・CSRトイファクトリー(岐阜県可児市)は19日、令和8年熊本地震の被災地支援として、熊本県氷川町に水を使わないフィルムパック式トイレ「clesana」(クレサナ)と多目的防災車両「MARU MOBI」(マルモビ)を無償貸与したと発表した。熊本トヨペット(熊本市南区)と連携し、8月10日から支援を開始した。

(出所:トイファクトリー)
支援先は、医療関係者や保健師、栄養士などの活動拠点となっている氷川町健康センター。地震発生から3週間が経過した時点でも一部地域で断水が続き、同センターでは館内トイレが使えない状況だった。
同社は可搬型のクレサナ10基を貸与し、うち7基を施設内で使用、3基を予備として確保した。さらに、MARU MOBIを1台配置し、車内にも据え置き型のクレサナ1基を設置。専用フィルムや凝固剤などの消耗品も提供した。3万回分の利用を想定するとしている。
クレサナは、水を使わず排せつ物を特殊フィルムに収容し、熱圧着で密封する仕組み。断水時でも使用でき、施設内に設置することで、支援従事者が屋外トイレまで移動する負担を減らす。

▲家庭用エアコン、キッチン、冷蔵庫を搭載(出所:トイファクトリー)
MARU MOBIは、休憩や仮眠、着替えなどに使える多目的車両として活用されている。家庭用エアコンやキッチン、冷蔵庫を備え、暑さを避ける休憩スペースとしても使われている。トイファクトリーは2024年の能登半島地震でも、水を使わないトイレを搭載した車両を被災地に派遣している。
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