荷主伊藤園とネスレ日本(神戸市中央区)は28日、飲料・食品分野の物流効率化に向け、静岡-千葉間の共同輸送と静岡-関西間のラウンド輸送を開始したと発表した。ドライバー不足や環境負荷低減といった物流課題への対応を背景に、両社の貨物特性を組み合わせた輸送スキームを構築した。

▲伊藤園のリーフ製品を積載したトラック(出所:伊藤園)
静岡-千葉間では、ネスレ日本の飲料製品を1段積みした際に生じる上部スペースを活用し、軽量な伊藤園のリーフ製品を積載する重軽混載を実施する。従来は両社が同一倉庫向けに個別輸送していたが、「ネスカフェボトルコーヒー」を伊藤園側倉庫に集約し、「さらさらとけるお~いお茶抹茶入り緑茶」などと組み合わせて輸送することで、荷台容積の有効活用を図る。運用は週1回の片道輸送とする。

▲静岡-千葉間の共同配送(クリックで拡大、出所:伊藤園)
一方、静岡-関西間ではラウンド輸送を採用する。往路はネスレ日本の島田工場から関西の物流拠点へ飲料製品を輸送し、復路は伊藤園の神戸市内倉庫から静岡工場へ原料茶葉を運ぶ。空車回送区間を活用することで、車両の稼働率を引き上げる。運用は週1回の往復とする。
両施策により、従来の個別輸送と比べて積載率の向上とトラック使用台数の削減、CO2排出量の低減が見込まれる。重量特性の異なる貨物を組み合わせた点や、空車区間の解消を図る往復設計は、荷主間連携による効率化モデルの一例といえる。
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