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東京建物、福岡で危険物併設型と冷凍冷蔵倉庫開発

2026年3月11日 (水)

▲(仮称)北九州新門司物流施設PJ 外観イメージ(出所:東京建物)

拠点・施設東京建物は11日、福岡県内で危険物倉庫併設型物流施設と冷凍冷蔵倉庫の2物件を開発すると発表した。北九州市門司区で「北九州新門司物流施設PJ」(仮称)、久山町で「T-LOGI福岡久山」を開発する。いずれも同社にとって九州で初となる危険物倉庫と冷凍冷蔵倉庫の開発案件となる。

▲T-LOGI福岡久山 外観イメージ(出所:東京建物)

北九州新門司物流施設PJは、九州自動車道・新門司インターチェンジ(IC)から3.5キロに位置する敷地2万9940平方メートルのマルチテナント型物流施設で、平屋のドライ倉庫1棟に危険物倉庫5棟を併設する計画。新門司フェリーターミナルに隣接し、北九州港の港湾機能を活用できるほか、北九州空港へのアクセスも良好で、陸・海・空の輸送ネットワークを活用できる立地が特徴となる。九州全域向け配送拠点に加え、本州と九州を結ぶ中継拠点としての活用も想定する。トラックごと輸送できるRORO船やフェリーとの連携により、長距離輸送のモーダルシフト促進にも寄与するとしている。

▲位置図(クリックで拡大、出所:東京建物)

同施設では、アルコール類やリチウムイオン電池など危険物の保管需要に対応する危険物倉庫を併設する。危険物倉庫は立地条件や用途地域の制約が大きく供給が限られているが、工業専用地域の特性を生かし指定数量の200倍超の保管が可能な仕様を計画。一般貨物のドライ倉庫と一体運用することで保管や輸送の効率化を図る。着工は2027年夏、完成は28年夏を予定する。

一方、T-LOGI福岡久山は延床面積7850平方メートルの3層ボックス型冷凍冷蔵物流施設。九州道・福岡ICから6キロに位置し、福岡市中心部まで35分で配送できる。福岡市内への都市配送と九州広域配送の双方に対応する拠点としての利用を想定する。食品系EC(電子商取引)の拡大や既存冷凍倉庫の老朽化に伴う移転需要を背景に、コールドチェーン拠点としての賃貸需要の拡大を見込む。着工は26年末、完成は28年夏を予定する。

同社は全国で40件以上の物流施設開発プロジェクトに参画しており、近年は太陽光発電の導入など環境配慮型施設の開発も進めている。新門司施設では屋上の太陽光発電による自家消費を行い、建築物省エネ性能表示制度(BELS)の最高ランク「ZEB」認証の取得を予定している。九州では物流施設の新規供給が続いており、モーダルシフトや食品物流需要の拡大を背景に、港湾近接型や温度帯物流施設の整備が進みつつある。

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