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Liftra、洋上風力保守技術公開

2026年3月12日 (木)

認証・表彰Liftra(リフトラ、デンマーク)は12日、洋上風力発電設備の保守作業を効率化するプラットフォーム「ATOMS」の日本展開を進め、2026年夏の国内初運用に向け準備を開始したと発表した。同技術は風力業界専門誌「Windpower Monthly」のトップイノベーション部門でゴールドアワードを受賞している。

ATOMSは風力タービンに直接連結する半潜水式バージ技術で、洋上での大型補修作業を支援する。海底に脚を固定するジャッキアップ船を使用せず、統合ウインチシステムでタービンに接近し接続する方式を採用することで、安定した作業環境を構築する。Liftraのセルフホイスティングクレーンと組み合わせることで、最大4メガワット級の着床式洋上風力タービンの主要部品交換など大型補修に対応する。

同技術はLiftraとスペインのEsteycoが設立した合弁会社Solve Windが開発した。2025年12月にはスペイン・フェロル港でフルスケール機「ATOMS ANA」を公開し、海上試験を含む検証を完了。現在は26年の洋上運用開始に向け待機している。

洋上風力発電ではタービンの大型化に伴い、重量物補修に対応できるジャッキアップ船の不足や高コストが課題となっている。専用プラットフォームを用いた補修方式は、船舶手配の制約を緩和し、運用コストや停止リスクの低減につながる可能性がある。日本では30年までに10ギガワット、40年までに30-45ギガワットの導入目標が掲げられており、保守体制の効率化は洋上風力事業の経済性を左右する要素とみられている。

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