荷主東京インキは24日、オフセットインキと関連製品について、2026年6月1日出荷分から価格改定を実施すると発表した。値上げ幅はオフ輪インキや油性枚葉インキ、UVインキ、新聞インキで20%以上、中間色や特練インキなど一部製品は30%以上とする。
顔料や樹脂、溶剤など主要原材料の需給逼迫と価格上昇に加え、中東情勢の緊迫化に伴う原油・ナフサ価格の高騰が、原材料コストを押し上げている。輸送費や容器費用など物流関連コストの上昇も重なり、製造コスト全体が増加している。
同社はコスト削減や原材料確保の努力を続けてきたが、現状は自助努力で吸収できる水準を超えたと判断した。今後の原料市況や供給環境によっては、追加の価格改定や出荷スケジュールの調整の可能性も示している。
印刷インキは包装資材や物流ラベルなどにも広く使用されており、サプライチェーン全体のコスト上昇要因となる可能性がある。物流分野でも資材費の上昇を通じたコスト転嫁圧力の強まりが懸念される。
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