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トランスコスモス、顧客引上げプログラムを開始

2014年1月17日 (金)

M&Aトランスコスモスは17日、調査・分析専門の子会社「トランスコスモス・アナリティクス」(東京都渋谷区)とともにダイレクトマーケティングゼロ(同)と業務提携し、見込み客をリピーター客に転換する顧客引上げプログラムのサービス提供を開始した、と発表した。

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顧客引き上げプログラムは、見込み客を効率よくリピーター客に引き上げるためのコミュニケーションプロセスを一体的に支援するサービスで、トランスコスモスでは通販・EC・会員サービス事業者を対象に、2014年度中に10件の本格導入を目指す。

提携により、顧客企業の顧客構造・業務実態に合わせた「世界に1つだけのF2転換プログラム」を作成する。リピーターの調査・分析を行い、さまざまな指標の目標値やアプローチのタイミングの設定を含めたコミュニケーションシナリオを設計、紙媒体・WEB・コール・メールを組み合わせたフォロープログラムの企画・制作とPDCAサイクル構築をサポートする。

さらに、トランスコスモスグループが持つデジタルマーケティング領域のソリューションやコールセンターの運用・改善サービスなどを組み合わせ、統一感のあるダイレクトマーケティングプロセスを実現する。

サービス開始に合わせて、「RFMさっとみるキャンペーン」と題したトライアルキャンペーンを実施。キャンペーンでは、顧客企業からRFMに関連するデータを預かり、F2転換率や転換要因の実態把握のために、BI(ビジネスインテリジェンス)ツールを使った自社開発プログラムによる簡易RFM分析を実施する。先着10社まで特別価格33万円で提供する。

F2転換率は、1回目購入後のトライアル利用者のうち2回目購入に進むリピーターの割合のことで、会員サービスの場合、仮登録から本会員登録へと進む確率に該当する。

見込み客を効率よくリピーター客に引上げるためには、調査・分析にもとづき、顧客ニーズにあった最適なメッセージやタイミングを明らかにし、ダイレクトメールなどの紙媒体、オンライン広告やWEBサイト、コールセンターや電子メールなどの々な顧客接点をうまく組み合わせた、コミュニケーションシナリオの全体設計が必要になる。