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物流施設ファンド事業も寄与

SBSHD、物流需要回復で通期予想を上方修正

2014年1月30日 (木)

ロジスティクスSBSホールディングスは30日、前12月期連結業績予想を修正し、売上高が当初予想から40億円上回る1320億円となる見通しを発表した。

主力の物流事業の荷量が昨年10月以降、回復に転じて増加したほか、同年12月12日に発表した物流施設ファンド事業で、組成した私募ファンド「SBSロジファンド1号」に保有物流施設の信託受益権の一部を譲渡したことにより、増収の見込みとなった。

昨年6月までは物流事業が営業赤字となるなど厳しい状況だったが、荷量の増加によって収益が改善、年間で最も需要が高まる10-12月期に増収が後押しする形で大幅に収益を回復した。

本業で改善したことに加え、物流施設ファンド事業で譲渡益11億円を計上、営業利益は当初予想比10億円増の41億円、最終利益も4億円増の15億円に上方修正した。